付記事項に記載すべき後発事象

内部統制報告書の付記事項に記載すべき「財務報告に係る内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす後発事象」とは、何を意味しているのか。具体的にはどのようなことを記載すればよいのか。


(答)
1.内部統制報告書の付記事項に記載すべき「財務報告に係る内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす後発事象」は、「事業年度の末日後、内部統制報告書の提出日までに、財務報告に係る内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす事象が発生した場合には、当該事象を記載すること」とされている(内部統制府令第一号様式(記載上の注意) a、第二号様式(記載上の注意) a)。

2.後発事象には、①当該事業年度の内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす事象、②次年度以降の内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす事象の双方が考えられるが、①の当該事業年度の内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす事象については、当初の評価の見直しが必要になるものと考えられることから、付記事項に記載すべき後発事象としては、②の次年度以降の内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼす事象を記載することとなる。

3.具体的には、事業年度の末日後、内部統制報告書提出日までに行われた会社の合併や買収、事業の譲渡や譲受、大幅な組織変更、基幹システムの全面更改などのうち、次年度以降の企業集団に係る財務報告のリスクに重要な変更をもたらすことで、内部統制の有効性の評価に重要な影響を及ぼすものが発生した場合には当該事象の内容を記載することが考えられる。